Uberの配達を始めた経緯
『「現世で再誕し二度目の人生を本気で生きる」ということについて その2 「二度目の人生をやり直す」について』で書きましたとおり、再々就職先を退職する直前まで、二度目の人生をやり直すと決めてはいたものの、具体的に、何をどうやり直すのかは全く決めていませんでした。
そうした中で、ある時、知人から、『そろそろ、今の仕事、退職するようだけどその後どうするの?』と問われ、その頃に何となく考えていたとおり、『公園の写真を撮るのが好きだし、公園のガイドなんか、毎日、多くのお客さんと触れ合ったり、自転車で公園内を走り回る仕事らしいので応募してみようかな。』と答えました。
その知人から、『Uberの配達はどう?チャリキチの貴男にはピッタリだと思うわよ。』と言われ、その存在や仕事の内容は報道等で知ってはいても全く関心無かったので、『えっ!ウーバー?』と間抜けた返事をしつつも、直感的に面白そうだな、自分に合わなければ辞めれば良いし、やってみようかなと半ば即断で決めていました。
知人と別れて、早速、YouTube等で検索してみたら、想像した以上に多くの「Uberの始め方」等のチャンネルがあったので、直ぐにUberに登録したり、必要な物をAmazonに注文したりで準備を整え、退職、引っ越しの翌日からUberの配達を始めました。
Uberの配達による運動効果
厚生労働省が令和令和5年5月に公表した「21 世紀における第三次国民健康づくり運動(健康日本 21(第三次))」において、日常生活における歩数の目標を、20~64歳の男性8,000 歩(週23メッツ時)以上、 65歳以上の男性6,000歩(週15メッツ時)以上としています。
「自転車に乗る(≒16km/時未満、通勤)場合の運動量は4メッツ」とされていますので、4〜6時間程度/週、自転車に乗れば、この目標を達成することになります。
そして、少なくとも過去約20年間、旅行、出張等が無ければ、自転車(エアロバイク、フィットネスバイクを含む)に乗った時間が10時間/週を下回ったことは一度もありませんので、最少の時でも、この目標の2倍以上は達成し続けてきたことになります。
そして、現在は、4〜5日程度/週、6時間程度/日、Uberの配達をしていますので、これだけで、上記の目標の6倍程度は運動しており、配達しない日も自転車に乗っていることが多く、また、家の中でも家事等で立っていたり、歩いていることを加味すると、更に多くの運動をしていることになります。
また、Uberの配達を行う場合、自転車に乗るだけでなく、商品を入れたそれなりの重量のあるバックを背負いながら、少なくとも1日で合計10階分近く、日によっては合計20階分以上の階段を上り下りすることにより、無酸素運動(筋トレ)の効果とともに、骨芽細胞に刺激を与えて骨を強くする効果も得られています。
「オーバートレーニング症候群」等、「過剰な運動は健康に悪影響を及ぼす」という研究等が色々とあって、私も少々気にはしていますが、今までのところ、過剰な運動によると思われるような身体の異常等の自覚は全く無いため、当面は現在の運動量を維持したいと考えています。
Uberの配達による精神的効果
7時頃にUberの配達を始めます。晴れていて、駐輪場を出た瞬間に朝日を浴びることが出来ればもちろん、曇っていても朝の爽やかな風を感じるだけで、「今朝も元気だ。気持ちがいいな。」と、元気で働けることの喜び、健康で生きていることの幸せを感じることができます。
Uberの配達を始めてから2年半経った今でも初めて走る道もあり、そうした道は新鮮な気持ちを与えてくれます。一方、1日で何回も走り、今まで千回、二千回は走っている道でも、自転車の速度であれば、道端の花壇に咲く花、木の葉の色、鳥の鳴き声、野良猫達の戯れ、公園で遊ぶ園児達、お祭りの準備等々、街の風景の些細な変化を楽しむことができます。
また、春や秋の閑散期と言われる暇な時期で15件程度、真冬や真夏の繁忙期と言われる時期だと25件程度の配達をしますが、その都度、料理を受け取るお店の店員さんや、配達先のお客さんと挨拶を交わします。
時間にすれば現金授受が伴っても1分にも満たない短い時間ですが、人との触れ合いを感じることが出来ます。店員さんやお客さんから「お疲れさま」「ありがとう」「気をつけて」等々の言葉を聞いたり、「これ飲んで」と冬に温かい缶コーヒー、夏に冷えたペットボトル飲料等を頂いた時は、心の底から人の温かさを感じることができます。
13時頃、「今日も頑張ったな」「楽しかったな」と達成感や満足感を感じながら配達を終えます。
「一度目の人生」と「二度目の人生」を合わせて68年近くの人生におけるこの2年半が、3大幸せホルモンと言われている「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」が最も大量に分泌されているだろうと感じています。
Uberの配達は、始める前に想像していた以上に自分に合っている仕事であり、勧めてくれた知人に感謝しつつ、自転車に乗れる限り永く続けたいと思っています。
Uberの配達をしない日における運動
Uberの配達をしない日は、天気次第ですが、自転車で公園に行ったり、川沿いや海岸沿いを走りながら写真撮影を楽しんだりしていますので、Uberの配達をしている日と同程度の運動効果と精神的効果を得ているだろうと思います。
【ご参考】自転車による運動のメリットとデメリット
『古稀ブロガーの雑記帳』をご参照ください。
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