生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 94~生活習慣病(高血圧)とエネルギー・栄養素との関連 2

健康診断の結果がそれまでの人生において最悪の状態であった中で血圧が比較的マシな方であったのはどんなに食生活が乱れていた時も出来るだけ野菜を食べてカリウムや食物繊維を摂取していたから。様々な野菜の摂取量を増やしてきた結果、カリウムが過剰摂取気味
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 93~生活習慣病(高血圧)とエネルギー・栄養素との関連 1

血圧を下げることは本気の生活改善における主要な目標の一つ。食事内容の改善等、生活習慣全般を改善することにより、エネルギー摂取量を減らすどころか結果的には増加することになっても、体重を減量して高めだった血圧を改善出来た。体重減量が高血圧を改善
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 92~日本人の食事摂取基準における高齢者の特性等のまとめ

健康長寿を目指すためには、本文で記載されている高齢者の特性を理解し、摂取基準を踏まえた上で、自分自身の体質と健康状態に応じてエネルギーと各栄養素の摂取量を決め、実際に摂取した量とその結果(体の反応)によって摂取量を調整することが必要である。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 91~高齢者の食事摂取基準に基づく私の摂取量

たんぱく質摂取量は推奨量(60g/日)を30g/日〜40g/日上回り過剰摂取気味。脂質摂取量は目標量(上限)30%エネルギーよりも10%エネルギー超過し過剰摂取気味。炭水化物摂取量は目標量(下限)50%エネルギーよりも7%エネルギー少ない。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 90~日本人の食事摂取基準における高齢者の特性等 2

主に魚類由来長鎖n-3系脂肪酸の摂取量が少ないと認知機能の低下や認知症発症に関与するとの報告が存在。ビタミンD摂取量の不足が認知機能低下と関連する可能性はある。ビタミンE及びビタミンCの摂取と認知症発症予防の一致した結果が得られていない。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 89~日本人の食事摂取基準における高齢者の特性等 1

高齢者が要介護状態になる原因として認知症と並んでフレイルがあり、低栄養との関連が極めて強い。高齢者の身体機能障害、転倒の危険因子として筋力や筋肉量の減少(サルコペニア)も注目。認知症は要介護状態に至る原因の一つで超高齢社会が抱える大きな課題
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 88~生命と健康長寿に必要な水の摂取基準と摂取量等

水は全ての生命にとって不可欠で身体で最大の構成要素。水は細胞内液及び細胞外液を構成し全ての生化学反応の場を提供。栄養素の輸送及び老廃物の排泄のための溶媒として機能し体温調節においても重要な役割。十分な量の水の習慣的摂取が健康維持に好ましい。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 87~生命と健康長寿に必要なモリブデン(Mo)の摂取基準と摂取量等

平均的に225µg/日、大豆製品を豊富な献立の場合は容易に300µg/日を超えるとされている日本人は、サプリメント等から200〜300µg/日のモリブデンを摂取すると耐容上限量(男性600µg/日、女性500µg/日)を超過する可能性がある
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 86~生命と健康長寿に必要なクロム(Cr)の摂取基準と摂取量等

クロムサプリメントの利用は勧められない。3価クロムを用いたサプリメントの不適切な使用が過剰摂取を招く可能性。3価クロム投与が糖尿病やメタボリックシンドロームの予防に効果がない。糖尿病患者の栄養管理は専門医のもとで慎重に実施されるべきである。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 85~生命と健康長寿に必要なセレン(Se)の摂取基準と摂取量等

日本人は魚介類の摂取が多くセレン含量の高い北米産の小麦と小麦製品や家畜飼料に由来する畜肉類を消費しているためセレンの摂取量は約100µg/日。通常の食生活においてセレンの過剰摂取が生じる可能性は低いがサプリメントによる過剰摂取の可能性がある