二度目の人生における本気の生活習慣の改善 8~7時間睡眠するための工夫と努力

秋のサイクリングの夢を見ながら熟睡している男性 二度目の人生における本気の生活習慣の改善

 自衛隊や再就職先、再々就職先に勤務していた頃は、ご多分に漏れず、残業や通勤時間で睡眠時間が削られ最悪時は3〜4時間/日良い時でも5時間以下/日の睡眠時間しか取れませんでした。
 そのため、『「二度目の人生」における「本気の生活習慣の改善」~その3 2022年4月(再々就職先の退職後)から2024年春頃まで』で書きましたとおり、再々就職先の退職後における生活習慣改善の2大目標の一つを、「21世紀における第三次国民健康づくり運動(健康日本21(第三次))」等を踏まえて「7時間睡眠」としました。

 しかしながら、長年の睡眠時間不足の悪習慣を一朝一夕で改善することは非常に難しく、2年半近く経った今でも、「7時間睡眠」するための「工夫と努力」を続けているところです。

入眠(寝つき)について

 記憶にある限り、前世(還暦までの「一度目の人生」)の子供時代から、再々就職先を退職するまで入眠(寝つき)は極めて良く、寝付けなかったというような記憶はありません。
 明確な理由は分かりませんが、「朝食をしっかり食べる」「朝日を浴びる」「運動する」「夕方頃以降はコーヒーや濃いお茶等を出来るだけ控える」「毎日(湯船に浸かった)入浴をする」「睡眠前にパソコンやスマホを見ない」といった生活を続け、また、自衛隊に就職後は睡眠不足が続いていたことも影響しているのかもしれません。

 特に、8年近く前の2016年に迎えた還暦を以て生まれ変わって二度目の人生をやり直す」と決め、その第一歩として食生活を改善し、必須アミノ酸のトリプトファンを豊富に含む良質な蛋白質を十分に摂取するようになり、睡眠ホルモンと言われるメラトニンの原料となるセロトニンの合成量が増えたことや、運動量を増やして適度な疲労をすることにより、一層、入眠だけは良くなり、布団入ったら1分も経たない間に眠りについています。

中途覚醒を防ぐ工夫と努力について

 再々就職先を退職するまで日頃の睡眠不足の影響により、休日は何の「努力」をしなくても7時間、8時間は中途覚醒することなく睡眠できていました。
 一方、再々就職先を退職後の数日間は、同様に中途覚醒することなく、7時間以上睡眠できましたが、寝不足が解消された途端に入眠後4時間、5時間で中途覚醒するようになってしまいました。
 そして、一旦、覚醒してしまうと目が完全に冴えて再入眠することが不可能になる場合が多く、1〜2日間隔で、寝不足の日と7時間以上睡眠出来た日を繰り返すようになりました。

中途覚醒した男性

 ネットで中途覚醒を防ぐ方法を色々と調べましたが、そのほとんど全ては、前述したとおり、既に行なっていることばかりでした。
 そうした中で、新たに試みたことは次の通りです。
・ 夏や冬は就寝前にエアコンを切っていましたが、風が直接当たらないようにした上でエアコンを使用したままにして睡眠中も適温を保つようにしました。
・ 入浴に際しては、「温めのお湯で、長めの時間、炭酸水を飲みながら、半身浴して深部体温を効果的に上げる」ようにしました。
・ ローズオイルを微量(ローズオイル、ブドウオイル、オリーブオイル等を含む脂質合計で220mg)に含むサプリメントを飲み始めました。
 元々は、アロマテラピー(アロマセラピー)が睡眠に良いということなので色々調べているうち、「アロマオイルを呼吸で吸収するより、微量のエッセンシャルオイルを含むサプリメントを経口摂取した方が副交感神経に対する効果が高いという記事を見て試してみることにしました。
・ 入眠後5時間程度以内に覚醒した場合は再入眠を試み、5時間程度睡眠後に覚醒した場合は無理に寝ようとしないでそのまま起きる。

アロマテラピーをしながら寛いでいる男性

 以上の何が効果を及ぼしたのか、しなかったのか、或いは単に体が慣れてきただけなのかは判然としませんが、徐々に中途覚醒する日が減少し改善しつつはあります。
 今でも、数日置きくらいで中途覚醒してしまうことがあり引き続き「寝るための工夫と努力」を続けています。

「適正な睡眠時間」について

睡眠時間はどの程度が最適なのかは、個人差があり、また、同じ人でも、年齢生活習慣等によって、「適正な睡眠時間」は変わるようです。

 私の場合、冒頭で述べました通り、長年、睡眠時間不足の悪習慣を続けてきたため、今でも、何時間寝たら一番良いのか分かりません。

 「21世紀における第三次国民健康づくり運動(健康日本21(第三次))」等を踏まえ、当面の目標を「7時間睡眠」としていますが、中途覚醒することなく7時間熟睡出来た日は昼間に眠気を感じることも無く体調も良好なので、現時点では7時間程度が合っているのかなとは感じています。

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