『「現世で再誕し二度目の人生を本気で生きる」ということについて その2 「二度目の人生」について』で書きました通り、還暦を以て「二度目の人生」をやり直すと決めるとともに、健康についても少しは真剣に考えるようになりました。
次回以降、「二度目の人生」における「本気の生活習慣の改善」について書いていきますが、今回は、その背景として、前世(一度目の人生)の50歳代における健康状態と生活習慣の改善について書きます。
禁煙について
学生時代に覚えた喫煙は直ぐに完全な悪習慣となり、50歳となる2006年まで、毎日、2箱近く吸っていましたが、自覚症状や健康診断に異常はありませんでしたので禁煙しようという気持ちは全くありませんでした。
2006年は分煙運動推進の真っ最中であり、煙草の値上げ直後というベストタイミングのある日、職場の若い女性職員から『煙草は体に悪いから止めた方が良いですよ。』と直言を頂きました。
そして、その言葉遣いや雰囲気から、本心から私の健康を案じているという気持ちが伝わって来たこともあり、天啓に打たれたようにその場でキッパリと禁煙することが出来ました。
飲酒の摂生について
私が勤めていた自衛隊は、公(部隊単位等)私(同期等)問わず、宴会等の多い組織であり、一ヶ月中で酒を飲まない日は片手の指でも余るほどでした。
その上、宴会等がない日でも毎日晩酌をしていました。
こうした生活が続き、53歳になった2009年の健康診断の心電図によって、不整脈(発作性心房細動)が見つかり、カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)を受けました。
その際、担当医官から、『不整脈が出るのは極短時間だけであるので健康診断の心電図で不整脈を見つけるのは難しい。今回の心電図で、偶然、不整脈が出たのは本当に運が良かった。不整脈の原因は断定できないが、加齢のほか、高血圧、飲酒、喫煙などの生活習慣が主な原因である。』と言われました。
禁煙は既にしており、健康診断の結果は全て、「基準範囲内」で「異常なし」の判定であったので、残る原因としての飲酒について「休肝日」を設ける努力をしました。
58歳になった2014年頃、時々、胸焼けを自覚するようになり、また、同年の健康診断のエコー検査で「軽度脂肪肝」の指摘と『飲酒や油っこい食べ物をなるべく控えるように』という生活指導がありました。
これを受けて宴会や知人との飲み会等以外では一切の飲酒を止めました。幸い、その時の職場は自衛隊に比べたら格段に宴会等が少ない環境であり、飲酒量を大幅に減らすことが出来ましたので、これで脂肪肝は改善されるだろうと甘く考えていました。
運動習慣について
自衛隊においては、「体を鍛えること」は重要な「仕事」の一つであり、勤務時間中における運動が奨励されていたこともあり、(過度の負荷をかけない)ランニングは好んで行っていましたので運動量は十分でした。
自衛隊を退職する数年前、54歳となる2010年頃、左眼の網膜が剥離しました。
この時は、飛蚊症を自覚して直ぐに眼科医に駆け込んだのが不幸中の幸いとなり、剥離の程度が軽かったため、レーザー治療を受けるだけで済みました。
その際に眼球に振動を与える運動を禁止されて以降は、眼球に振動が伝わるランニングに代えて、振動が少ない自転車やエアロバイク(フィットネスバイク)によるトレーニングをするようにしました。
58歳となる2014年、今度は、右眼の網膜が剥離し、この時は、レーザー手術では済まず、硝子体を切除する手術を受けました。
これ以降、なお一層、衝撃の大きい運動はしないことと、飛蚊症に気を付けるようになりました。
食生活の改善について
57歳までの健康診断結果は全て、ギリギリでも何とか「基準範囲内」で「異常なし」の判定であり、食生活を改善する必要性を感じませんでした。
58歳となる2014年の健康診断で「軽度脂肪肝」と指摘され、「逆流性食道炎」の症状が出始めた際も、LDLコレステロール値とヘモグロビンA1c値以外は「基準範囲内」で「異常なし」の判定であり、単身赴任や一人暮らしが多く、帰宅時間も遅く、外食やコンビニ弁当等に頼ることが多かったことを(自分自身に対する)言い訳にし、食事については医師からの生活指導にあった『油っこい食べ物をなるべく控える』以外には、改善らしい改善はしませんでした。
睡眠について
自衛隊、再就職先、再々就職先を通じて、勤務時間や通勤時間が長かったため、睡眠時間は長くて5時間程度と明らかに不足していましたが改善はできませんでした。
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