現世で再誕し二度目の人生を本気で生きる 3~還暦で生まれ変わり二度目の人生を「やり直す」と「本気で生きる」について

「異世界転生アニメ」のイメージ画像 現世で再誕し二度目の人生を本気で生きる

 前回、書きました通り、再々就職先を退職するまでに、「好きなこと」のうちの何をどうするかを決めることは出来ませんでしたが、案ずるよりも産むが易しでした。

 退職してから現在までの2年余、色々な「好きなこと」に取り組むようになりましたが、それらについては後日書きます。その前に・・・

「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」というアニメについて

 子供達が小さい頃は、家族でジブリやディズニーのアニメ映画をよく見ていましたが、子供達が独立してからは、全くと言って良いほどアニメを見る機会も、見たいと思う気持ちも起きませんでした。

 そんな私でしたが、ふとしたきっかけで、オンラインショッピングのために加入しているAmazon Primeで無料でビデオを見ることが出来ることを思い出し、初めて見たのが「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」というアニメでした。

 それは、アニメは子供向けという先入観があった私に衝撃を与えるほど面白いというか、興味深いものでした。

 このアニメは、高校生の時に受けた酷い虐めが原因で引きこもりになり、果ては兄弟親戚からも見放された主人公が家から追い出されるという最悪の状況から始まりました。

 家から追い出された主人公は、トラックに轢かれて死亡すると同時に、それまでの知識や経験を記憶したまま異世界に新生児として転生しました。

 そして、主人公は、転生後の新しい両親、親戚、知人等との人間関係等々、色々と悩みながらも、様々な困難を乗り越え懸命に生き抜き成長していくというものです。

 私は、子供の時からの科学者になるという夢を果たせなかったという挫折は経験したものの、虐めを受けて引きこもることも、兄弟親戚から見放されることもなく、恵まれた人生を歩んできました。

 しかしながら、「現世で再誕し二度目の人生をやり直す」と決めながらも、具体的に、何をどうやり直すのかは手探りであったこともあり、この主人公に強く共感しました。

 同時に、このアニメのタイトルにある「本気だす」と言う言葉に違和感というか疑問を感じました。

 筋書きから言えば、主人公は明らかに前世の生き方を後悔していて当然であり、後悔しているのであれば、「異世界行ったら本気だす」よりも、「異世界行ったら本気でやり直す」或いは「異世界行ってやり直す」等の方が自然ではないのかと。

 実際、「やり直し(転生)ファンタジー」というジャンルがあるようで、多くの同ジャンルのアニメのタイトルに「やり直す」が入っており、このアニメもこのジャンルに分類されているようです。

 原作者の真意は分かりませんが、「やり直す」ではなく「本気だす」としていることから、主人公は必ずしも前世を後悔しているだけではないのかもしれないと思いました。

「二度目の人生をやり直す」から「二度目の人生本気で生きる」へ

 前回、『還暦を以て、現世で再誕、即ち、生まれ変わって「二度目の人生をやり直す』ことを今後の自分の生き方にしようと決めと書きました

 そして、このアニメを見た私は、還暦までの前世を後悔していることを自覚したことはないのに、何故か当然のように、「二度目の人生をやり直すと考えていたことに気づきました。

 もしかすると、自覚しないまま深層心理で前世を後悔しているのかもしれませんせが、例えそうだとしても決して後悔しているとは思いたくはありません

 また、前世の生き方を後悔、即ち、否定したら、現世でやり直してどんなに成功し満足できたとしても、前世の後悔を帳消しにすることは出来ないと思いました。

 そして、このアニメのタイトルにある本気出すという言葉でハッと気づいたことがあります。

 前世における大学時代までは、毎日、間違いなく本気を出していました。それは、「プロローグ その1前世における誕生から大学まで」で書いた通り、毎日の多くが好きな遊びや勉強だったからです。

 一方、「プロローグ その2 前世における自衛隊勤務」で書いた通り、大学卒業後に、子供の頃からの夢が挫折した上で就職した自衛隊においても、誠心誠意、全力を出して職務を遂行したつもりですが、それは(「やりたいから」という本心からではなく「やらなければならないから」という)義務感に基づくものであり、大学時代までのように、本気で「好きなこと」に取り組んでこなかったからだと思います。

 そして、「二度目の人生をやり直すではなく、「二度目の人生に本気を出すのだと考えるようになりました。

 更に、このブログを作成するに際して、心強い味方となってくれているChatGPTというAIによるレビューを得て、ブログのタイトルを「二度目の人生本気で生きるとしました。

 「二度目の人生やり直す」「二度目の人生本気出す」「二度目の人生本気で生きる」のどれでも良いような気もしますが、「言霊」という言葉に宿る力のことを考えるとと、今後の生き方における「心からの覚悟」に出来る言葉にしたいと思ったからです。

 もし、このアニメを見ることがなければ、「二度目の人生やり直すとうタイトルのブログを作成し、自己暗示によって前世を否定する気持ちが顕在化することになっていたかもしれません。

 そして現在、二度目の人生を生きるなら、大学以来学び続けながらも一度目の人生」では生かすことが出来なかった生物化学(生化学)」や「栄養化学」の専門知識をいかし、大還暦二度目の還暦(「一度目の人生」とあわせて110歳を超える「スーパーセンテナリアン」)を目指しながら本気で生きています

 

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